心筋梗塞は医療機関で治療する|スピーディー回復への道

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予防策と近年の治療事情

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冬は要注意

心筋梗塞の発症で気をつけなければならないのは、寒暖差です。暖かいところから寒いところに行くと、血圧は急激に上昇します。この血圧の急上昇が、心筋梗塞を発症させてしまうのです。この現象が起こりやすいのは、冬です。冬の屋内は、暖房を効かせていますから暖かくなっています。しかし、一歩外に出ると、冬本来の寒さを実感することになります。また、屋内であっても暖房がある場所とない場所では、温度が大きく違います。とくに夜間は、温度差が非常に大きくなります。心筋梗塞を発症させないためには外出の際、少し暑いかなと思うぐらいの厚着をした方が賢明です。また、浴室や脱衣所、トイレも何らかの工夫をして寒さを感じないようにしておくべきです。

死亡率は減少

日本人の死因の第2位は、長いこと心疾患です。その中でも心筋梗塞は、多くの割合を占めます。但し、心筋梗塞の死亡率は減少傾向にあります。なぜ、死亡率が減少したのかと言えば、それは医療の進歩に他ならないと言えます。心筋梗塞治療の最優先事項は、心臓への血流を再開させることです。そして、心臓への血流を再開させる最も合理的な方法は、血流を閉ざしている原因を取り除くことであり、それは、閉塞した冠動脈の再開となります。現在、閉塞した冠動脈の再開治療に一般的に用いられているのは、カテーテルです。カテーテルは静脈に挿入するだけですので、切開は不要です。つまり、素早く処置を行うことができますので、カテーテル治療が一般化したことが心筋梗塞の死亡率減少に大きく貢献しているのです。カテーテル治療は未だ進化途中ですので、今後、更に死亡率が減少することが予想されます。